JCOM よくあるトラブル4選 NET編

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今回はJCOMサービスでよくお客様からよく問い合わせのあったJCOMサービス ネット編のトラブルを4選としてご紹介します。

ネットのトラブルは目に見えずらいのでわかりにくいから

トラブルがあったときは対応できない場合が多いんですよね。

公式HPだと対応について解説はありますが

原因について触れない部分もあるのでそこも

可能な限り解説していきます。

ランプは正常だがネットがつながらない

JCOMのモデムほぼ全てのモデルは以下の通りのランプ構成になっています

JCOMHPよりモデムランプ状態

https://cs.myjcom.jp/knowledgeDetail?an=003200883

※PC以外でご覧の場合は横スクロールお願いしますm(__)m

ステータスランプほぼ全てのモデムが共通で

  1. Power(電源)
  2. DS(ダウンストリーム/下り電波)
  3. US(アップストリーム/上り電波)
  4. Online

この4つのランプが並んでいます。

電源を投入すると1~4の順番でランプが点灯します。

ランプが4つ点灯状態で正常です。

しかし、それでもネットが使えない場合があります。

原因

ケーブルモデムの故障

見た目は正常でも内部で故障している場合があります。

ステータスランプである程度は状態は見れるのですが

内部で異常が出ている場合は外見ではわかりません。

その場合の対応策を3つご紹介します

対応

電源の抜き差し(再起動)

モデムの一時的な不具合の場合はこれで解決できます。

スマホやPCも調子悪かったら再起動しますよね?

それと同じ感じです(^^)

電源再投入してからランプが再度正常点灯するまでおおよそ5分ぐらいかかります。(最大15分)

電源投入出来たらネットがつながるか確認してみて下さい。

訪問依頼

再起動で症状が改善されない場合はJCOMに訪問依頼をしましょう。

モデムの交換だけで改善される場合もあるので郵送対応という手もありますが

自分でモデムを交換したり、故障したモデムを返送したりと

手間が増える点とモデム以外の原因がある可能性があるので訪問依頼するのが

ベターな対応です。

ランプ異常

ランプ異常と言っても複数種類あります。

画像のランプの状態を見ても分からない方もいると思うので

少し細かく説明をしていきます。

(機械音痴の僕は初見じゃ表を見るだけじゃ分かりませんでしたw)

症状と原因

※ここでは点灯を〇、消灯を×、点滅を△として説明してきます

全消灯

  1. power ×
  2. DS ×
  3. US ×
  4. Online ×

この場合は電源が入っていないか

本体または電源の不良です

電源点灯 DS点滅

  1. power 〇
  2. DS △
  3. US ×
  4. Online ×

この場合は電波で来ていないです。

電波が来ていない場合は以下のパターンが多いです。

  • 同軸ケーブルが刺さっていない(TVユニット端末側・分配器側も含め)
  • ブースターの故障
  • 保安器の故障
  • 本体の故障

電波が来ていない箇所が

末端部分なのか家全体なのかを確認するときは

ネットモデムと違う部屋にテレビがある場合は

テレビを付けて視聴できるか確認してみて下さい。

TVが見れない状態だったら家全体で電波の供給が

出来ていないということになります。

電源・DS点灯 US点滅

  1. power 〇
  2. DS 〇
  3. US △
  4. Online ×

この状態はDS(下りの電波)は来ているけど

US(上りの電波)が通信できていない状態です。

この場合は宅内と宅外で問題が分かれてきますが

ほとんどは宅内側の対応で問題解決します。

JCOMは下りも上りも規定値の数値間で、設定しないといけないのですが

この規定値に達していなくても、超えていても上りの通信が取れなくなり、結果的にUSのランプが点滅してネットが使えなくなります。

モデムの故障や、コネクタ不良、テレビユニット端子の不良の可能性もありますが

ブースターの交換か調整で解決することがほとんです

電源・DS・US点灯 Online点滅

  1. power 〇
  2. DS 〇
  3. US 〇
  4. Online △

この状態は下りも、上りも規定値内になっているのですが

通信が取れていない状態になっています。

この時に出来ることはモデムの再起動ぐらいで、これで改善しない場合は交換するのが一番ベストです。

電源、Online点灯 DS・US点滅

  1. power 〇
  2. DS △
  3. US △
  4. Online 〇

これは個人的にお客様から訪問後連絡が来て聞かれることが多いです。

これは故障でもなんでもなくて

モデム内の更新ってことだけ覚えておけばいいです。

しばらくすると、モデムが再起動をして

正常に使えるようになります。

対応

ランプ異常の対応は基本的には再起動が有効です。

有効ですが、一時的な応急処置で、同症状が出る可能性は高いと思います。

(再起動したらまた使えるようになったからこのまま使おう)

とは思わないで、念のためにJCOMに連絡して、端末の交換か

点検をお願いするのがいいと思います。

根本解決するのが一番いいです。

電波のレベルが規定値外になっていたとしたら

再起動の応急処置をしても再発するし

他のTVや電話のサービスに影響が出ることもあるので訪問を検討してください。

Wi-Fiが弱い

Wi-Fiが弱いのはネットがつながらないと同じくらい問い合わせのある症状です。

モデムの設置個所、家の構造などの原因があるので考えられる原因を複数個挙げていきます。

考えられる原因

モデムの設置個所

Wi-Fiの電波は遠くに行けば行くほど弱くなっていきます。

マンション:リビングに置かれていることが多いです。

経験上の話ですが、大体マンションのリビングは玄関から離れていることが多いかったです。

ベランダから玄関側の部屋だと距離とドア等の遮蔽物の関係でWi-Fiが弱くなりやすいです。

戸建て:リビング(1For2F)・メディアボックスが主で、寝室や、書斎に置かれているケースもあります。

戸建てでWi-Fiがつながりにくいお客様はメディアボックスか、2Fのお部屋にモデムを置いていることが多いかったです。

2FからのWi-Fiは届きずらいです。

Wi-Fiは比較的下から上に飛ぶイメージを持った方がいいですね。

JCOMのモデムのWi-Fi強度は正直そこまで強くないので

設置個所として望ましいのはご家族の方が集まることの多いリビングです。

距離が離れていても対策することはできるので、こちらは対応にて後述します。

建物の構造

戸建てのほとんどは木造の為、Wi-Fiは比較的通りやすいです。

コンクリート造や鉄骨造の建物ですとWi-Fiが通りづらいです。

コンクリート造や鉄骨造が悪いという訳ではないですが、今の時代ネットが使えないと

仕事にもプライベートにも大きく影響が出るので、対策は必須と言えるでしょう。

この対策も後述します。

床暖房がある

床暖房を設置しているご自宅はそこまで多くは無いのでおまけ程度に見て頂けると嬉しいです。

例:2階建てで2階に床暖房がある場合

この場合、モデム(Wi-Fiルータ)が1Fにあろうが、2Fにあろうが関係なく家全体のカバーをするのは困難です。

床暖房はアルミシートが敷かれていて、そのアルミシートが遮蔽物としてWi-Fiの電波を邪魔するんです。

これも対策しようと思えば出来るのですが、床暖房を敷設する前の段階になるので事前知識として知っておいた方がいいかもしれません。

電化製品の近くに置く

簡単にWi-Fiの電波の性質について伝えます。

基本的には2種類の電波をモデム(Wi-Fiルータ)は出しています。

2.4G:障害物などを回避し比較的遠くまで飛ぶが、電波干渉を受けやすい

5G:電波干渉を受けることは少ない、遠くまで飛びにくい

戸建てのお客様には中継器などを使用されない場合は2.4Gでの接続を推奨していました。

ちなみに2.4Gや5Gは携帯の4G、5Gとは全く関係ないですw

この二つのうちの2.4Gの電波ですが、Wi-Fiに限らず

電化製品からも発せられています。

電波干渉を起こしやすい家電製品は主に5つあります。

  • テレビ
  • IHヒーター
  • Bluetooth機器
  • コードレスの固定電話機
  • 電子レンジ(これが一番干渉するイメージがあります)

これらの電化製品の近くにモデム(無線ルーター)を置いていると

電波干渉を受けて、無線がつながりづらい環境が出来てしまいます。

僕はJCOM入ってから知りました。

対応

モデムの設置場所

モデムは基本的に使用する人が多い場所の近くに置きましょう。

リビングに多くの物を置きたくないという理由で置かない方も多いですが

Wi-Fi環境が悪くなるのでは本末転倒です。

後は電化製品の近くに置くのは良くないです、冷蔵庫の上にモデム(無線ルーター)を設置している方もいますが、冷蔵庫も多少なりと2.4G帯の電波を発しているので、よろしくはないです。

モデム(無線ルータ)は高いところに置くのも電波が届きづらいイメージなので、なるべく遮蔽物が少ない様に設置するのが望ましいでしょう。

あくまでも設置するならの話なので

「見た目が最優先!モデムが目につく場所にあるなんて言語道断!」

なんて方は好きなところに設置してくださいm(__)m

メディアボックス内でのモデム(無線ルーター)設置は次の内容で解決することができます。

中継器またはメッシュWi-Fiの設置

このやり方がどの家庭でも出来る、ベストな方法だと思います。

(ここの説明は長くなります。ご了承くださいm(__)m)

パソコン教室わかるとできる様HPより(イメージも解説も分かりやすかったです)

https://www.wakarutodekiru.com/school_map/school/sumiya-ryutsu/blog/5656

※スマホ閲覧の方は横スクロールで見てみて下さいm(__)m

中継器のイメージが画像のとおりです。

メッシュWi-Fiはメッシュ(網目)のように張り巡らされている無線機で、家の各所に中継器があるイメージを持ってもらえると簡単だと思います。

Wi-Fiは電波ではありますが、レーザーみたいにずっと先まで飛んではいきません。

遮蔽物や距離によって減衰していきます。

減衰した電波強度を上げる為に中継器やメッシュWi-Fiを設置します。

住んでいるご自宅がマンションで無線を接続する端末が少ないなどの場合は中継器だけでも十分機能しますが

2階建て以上の戸建てだったり、接続する端末が多い場合になると電波が届きづらいことがあるのでメッシュWi-Fiを個人的にはオススメしています。

JCOMでもメッシュWi-Fiのレンタル設置はできますが、ランニングコストを考えるとメッシュWi-Fi(中継器でも可)を自分で購入して、設定する方をオススメします。

理由は一度設定すれば、JCOMのモデムを交換しても

他の町へ引っ越ししたとしても

JCOM以外のネット回線を使用したとしても

自分で購入したメッシュWi-Fi(または中継器)のWi-Fi再設定が不要になるからです

モデム交換するたびにWi-Fiの再設定は正直めんどくさいですよね(-_-;)

効率面、コスパ面も含めたら個人的な一番のやり方だと思います♪


個人的にはこのbuffaloのメッシュWi-Fiがお勧めです(^^♪

TP-Linkやエレコムなどでもいい商品はありますが、個人的にはbuffalo商品が間違いないと思います。

LANケーブルの敷設(おまけ)

これはおまけですm(__)m

既に家が建っている、マンションに住んでいてリフォームの予定もないという方は見なくても大丈夫です汗

家を建てる段階での話になりますが、自宅の壁面内に電気と同じようにLANケーブルを配線するやり方があります。

オススメとは別で最強のWi-Fi環境を作れると思います。

理由はモデム(ルータ)から壁面のLAN配線を通じて、Wi-Fiを使う部屋に無線ルータを設置すれば中継という考えを持たないで快適にWi-Fiを使うことが出来るからです。

LAN配線をしていれば床暖房があっても、鉄骨造の家でも快適なWi-Fi環境を整えることができます。

ただし、既にLAN配線している家は今のところそこまで多くは無いと思うので、あくまでも一つの方法としてとらえて頂ければと思いますm(__)m

速度が出ない

JCOM利用している方でちょくちょく言われるのが速度の問題です。

JCOMは現在4つのネット速度を提供しています。

  • 10G
  • 5G
  • 1G
  • 320M

新規契約ではこの四つですが、これ以前は12M、40M、120Mと今の時代には合わない速度の契約プランもありました。

基本的にはJCOMのケーブルテレビの電波での速度は光は勝てないです。

なぜ?光より早いものがこの世に存在しないからです(/_;)

なのでネットを使用する際はケーブルモデムではなく光での契約をした方がいいと思います。

エリアによってはケーブルテレビの設備は整っているが、光の設備が整っていないというエリアもあります。

今回はケーブルテレビの電波を使ったモデムの場合の速度が出ない問題について解説していきます。

原因

時間帯

まず一つ目が時間帯です。

ネット回線は道路状況と一緒です。

ゴールデンタイム(19:00~23:00頃)はネットの利用率が最も多いです。

大渋滞しているといった方がいいです。

こればかりは個人でどうにか出来るレベルじゃないから困りますよね汗

モデムの内部電波

電波(特に上り)の電波が規定値を超えると速度低下になりやすいです。

JCOMのネットサービスは双方向サービスと言って、上り電波と下り電波が行き来しています。

どちらも規定値を超えると通信速度が遅くなりやすいのですが

特に上り電波の方が繊細で、規定値を大幅に超えるとモデムランプが点滅する等の異常が見られますが、少しぐらいだとランプに異常は出ません。

ランプは正常なのに通信速度が遅いとなると目には見えないからお客様では対処のしようがないですよね・・・

複数端末の同時接続

Wi-Fiの同時接続台数も速度低下に関係してきます。

とはいっても正直つないでいる程度では問題ないです。

複数の端末で重い容量のゲーム(PCゲームなど)や動画のアップなどをする場合は重くなったりします。

サイト閲覧や、動画視聴ぐらいであれば問題は無いですが

自宅でもネット回線で渋滞することがあることは覚えておきましょう

対応

時間帯は対応が難しい

時間帯を避けることは難しいですよね

渋滞や満員電子を避ける為に15時に退社するのってほぼ不可能ですよね?w

そんな感じで、ゴールデンタイムで回線が渋滞していたら半分諦めるしかないです・・・

しかし回線も最近は強化されているので、回線が混みあって遅くなるってことは少なくなっていると思います。

複数同時接続はなるべく避ける

遅く感じる場合は他端末で複数接続していないか確認してください。

特に通信量の大きい作業をしていないか確認しましょう。

JCOM訪問依頼を検討

速度がどうしても出なくて、可能な限りの対応を試してみたけど改善しない場合は一度JCOMの作業員を呼ぶのを検討するといいと思います。

モデム内部の電波が規定値外の可能性や、端末そのものが不具合を起こしている可能性もあります。

その時は自分ではどうすることも出来ないので、早めに呼んだ方がいいかもしれません。

まとめ

ネットトラブルはTV問題と違って症状が目に見えることは無いです。

実は対応策がわかっていればなんてこともないのにJCOMの作業員を呼んで時間やお金を無駄にしてしまうのはもったいないと思います。

ある程度自分でできることはやって、それでもだめならJCOMを呼ぶというのが一番のトラブル解決になりますので、ネットのトラブルが起きたときに僕の記事が参考になってくれたらうれしいです。

ではまた。


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