ケーブルテレビ業界最大手、JCOMで作業員をしていた経験からJCOMのメリットデメリットを余すことなく紹介していきます(^^)
お客様から悩みなどを現場で聞き続けてきたので、どのサイトよりも分かりやすく説明していきます。
個人的な意見をベースに、書いていくので参考になってくれたらうれしいです。
JCOMのメリット
まずはメリットから。
きれいごと並べるのはあまり好きではないのでありのままを伝えていきます。
アンテナよりも安定したTV視聴
今でも主流となっているテレビアンテナでのTV視聴ですが
雨風の影響や、高層ビルやマンションが出来てる影響で
多少なりともTVの接続が悪くなることがあります。
※主にノイズ(画面が乱れたり・ぶれたりする症状)や音声の乱れ
JCOMだと有線での接続になるので安定的なTV視聴が出来ます。
チューナーを付けるとBSやCSの視聴も出来るようになります。
ケーブルテレビ業界でも広範囲の対応エリア
※JCOM公式HPより
https://www.jcom.co.jp/mdu_search/index.php
首都圏と近畿地方を中心に広い範囲でJCOMサービスを展開しています。
エリア拡大に努めているので中国地方や東海地方もいずれ対応エリアに入る可能性があります。
対応エリアに住んでいても、新築エリアでJCOMの幹線が来ていない場合があるので対応エリアのJCOMショップや電話問い合わせしてみて問い合わせてみて下さい。
NHKの支払いが割引される
※JCOM公式HPより
https://www.jcom.co.jp/price/nhk_dankatsu/
スマホ版でご覧の方は横スクロールにて画像参照をお願いしますm(__)m
NHKと直接契約するよりも安くなります。
修学旅行のバスって団体だと割引が適用されますよね?
それと全く一緒でJCOM加入者のNHK受信料は安くなります。
「1800円~2400円の幅なんてw」って思うかもしれませんが、なんでもちりも積もればなんとやらです。
無料でサービスを使えることが出来る物件がある
JCOMにはJCOM IN MY ROOMというものがあります
※JCOM公式HPより
https://www.jcom.co.jp/service/guide/mdu/inmyroom.html
正直これが最大の魅力と言っても過言ではありません。
★JCOM In My Roomとは★
物件のオーナー様負担で20%~無料でJCOMのサービスを使うことができます。
無料は凄いですよね?
ただし!
無料の範囲は必ず確認した方がいいです。
無料と謳っていても実際は1M(メガ)の速度しか出ないかつ、有線モデムだからWi-Fiが使えない。
別途でWi-Fiルータを用意しないといけないという物件はザラにあります。
僕はいわゆるハズレと言っていますw
ハズレもあればアタリ物件もあります。
最大320Mの速度で使えるWi-Fi機能付きモデム、CS含む番組が見れるスタンダードコース(91ch以上)のチューナーが無料で見れる物件も
超!大当たりになると、1ギガのネットが無料で使える物件もありました。
これはJCOM In My Roomが導入されている物件で全然変わるので、入居する前に確認した方がいいです。
仮に無料じゃなくても通常よりは確実に安くなるので、JCOM In My Roomが入ってる物件は要チェックですね♪
ざっくり計算だけど、通常よりも3000円お得にネットを利用出来たら
年間で36000円浮きます。
年末年始にちょっぴり贅沢できますね(*’▽’)
電気・ガス・携帯の料金一括化
JCOMはケーブルテレビ、ネット、固定電話サービス以外にも電気や、ガス、携帯電話サービスも展開しています。
JCOMに入っていなくても、すでにJCOMに加入されている方でも切り替えて損することは無いと思います。
電話料金はA社で、ガス代はB社、通信費はC社で各社で支払い日が違うなんてことも一括化すれば管理する手間も少なりますよね(^^)
※ガスも電気もJCOMの基本サービス(TV,NET,TEL)対応エリアであっても利用できない場合もあります。
訪問・遠隔サポートが充実
JCOMの強みの一つです。
最近はNETでのQ&Aやオンラインサポートも充実してきてますが、JCOMは
訪問対応・遠隔サポートに力を入れています。
訪問対応の場合、通常1回呼ぶのに3000円(税別)かかりますが、問題ありません。
おまかせサポート 500円/月(税別)に加入すると訪問サポートを月3回まで無料で受けることができます。
月に3回もJCOMを呼ぶことは無いと思いますがw
例えばTVを買い替えるからその設置と配線をお願いしたい時(配送業者にお願いする際、設置料金が発生する場合がある)
プリンターを買ったからパソコンにドライバーをインストールして無線で印刷できるようにしてほしい時
JCOMのメール設定をしてほしいなど幅広く対応しています。
作業員時代は配線の延長やTV買い替えに伴う設置、ネットの再接続で行ってました。
しかもおまかせサポート専用の番号も用意されていて、通常電話するよりも早くカスタマーセンターにつながりやすいです。
おまかせサポートは加入してから最初の3か月ぐらいは入っていても損はしないと思います。
解約する際はネットからでも電話からでも解約できます(^^)
トラブル対応も他通信会社よりも早いと僕は思います。
プロバイダー契約をする必要がない
「ドコモ光」や「auひかり」だとネット回線とは別にプロバイダ契約をする必要があります。
JCOMにはそれがありません。
個人的には契約するときに回線業者にプロバイダ会社にと連絡する手間が省けるのは助かります。
JCOMのデメリット
どの会社でもそうですが、メリットがあるならデメリットもあります。
通信会社の比較サイトやレビューサイトを見ると解約金が高いとか書いてありますが、正直どこの会社も解約金はかかるし、高いので触れませんw
訪問営業の評判が悪い
これはお客様からものすごく文句言われたことあります(-_-;)
特に引っ越しをされたばかり方で電波レベルチェックに来るって言って、チェックが終わったらそのまま営業してきます。
正直(レベルチェックなら入居前にしろよ)って思いますよねw
JCOMの営業さんは社員もいますが、外注の営業さんもたくさんいます。
外注の営業さんは正直たちが悪いです。
お客様に合ったプランより、自分が売りたいプランを勧めてきます。
なので、サイトから自分に合ったプランを選ぶ方をオススメします。
1Gじゃないと上りの速度が出ない
JCOMは320M(メガ)までのモデムは上りの速度が10mbpsほどしか出ません。
光や1G(ギガ)モデムになると、上りの速度は300ぐらいは超えてくるのですが、320M(メガ)以下になると上りは速度は遅いです・・・
ただし
オンラインゲームや動画のアップロード、配信など以外の動画視聴やSNSは問題スムーズにできるので、Wi-Fiないと無理だけど、そこまでがっつりゲームとかはしないというのであれば気にする必要はないです。
1GにしてもPCが1Gの速度に対応してない場合もあります。
家にPCが1Gに対応してないのに1Gのモデムや光回線を利用しているお客様を見ると、営業さんに(営業さんに無理やり契約させられたんだなぁ)って思っちゃいます(-_-;)
地上波以外はチューナーを付けないと見れない
JCOM契約をして、幹線から引き込みを行ったら家の中でTVが見れるようになります。
docomoのひかりTVだと大本となる機械から家のTV設備につなげてあげることで、家のどこでも地上波もBSも見れるようになるのですが、JCOMは見たいTVにそれぞれチューナーを設置しないといけません。
しかも無料での視聴可能台数は1台のみとなっていて、それ以上の台数でBSを見たい場合は別途で追加契約をしないといけません。
これはお客様からよく受けていた文句です・・・
ケーブルTVチューナーは基本的にランダムの機種が来る
JCOMのチューナー利用するならこれは知っておいた方がいいです。
見れる番組数が一緒のプランでも、設置されるチューナーにはいくつか種類があります。
機種によって当たりはずれは正直別れます。
機種一覧をリンクするので興味があればチェックしてみて下さい。
JCOM LINK
2022/12月段階での最強機種
従来のSmart J:COM Boxよりもぶっちぎりで
Google Playストアがインストールされていて、NetflixやHULUなどの動画アプリをインストールすることができます。
他のチューナーにはありません。
後はリモコンの操作感は個人的に一番好きでした(^^)
もしJCOMのチューナーを使うならJCOM LINK一択です!
契約内容によっては使えないので、自分が使えるプランなのかはしっかり確認しましょう。
SJB(4JB)
Smart J:COM Boxの略称です。
機能はLINKには劣りますが、youtubeが見れるという下位互換のSTBよりは便利です。
ただし、他のチューナーでもあるのですが、メーカーによって当たりはずれのチューナーがあります。
4JBは4K放送に対応しているSmart J:COM Boxです。4K放送がアナログからデジタルに変わったみたいに主流になることは間違いないですが、正直現段階で目からうろこで
個人的にはパイオニアのBDV374という機種が好きです♪
STB
SJBが出る前の主流機種で、今は新規のお客様には導入されることはまずないです。
昔からJCOMを使っているお客様にはなじみのある機種ですが、大きくて中々場所をとります汗
僕はこのSTBのJC4100という機種が好きでした。
なぜならば全チューナーの中でぶっちぎりで設置が速く終わる機種だったのでw
STVB
個人的な大外れ枠です汗
設置に凄い時間がかかるので設置してる時に変な間が発生して、お客様といい感じに気まずくなりますw
後操作感も低評価です(リモコンのボタンが小さくて押しずらい)、本体はとんでもなく熱くなるし、ACアダプタが異常に大きいし
正直これは本当に嫌いですw
電話がつながらない
これはデメリットというよりはお客様からもらうクレーム不動の第一位ですw
これが覆されることは無いでしょうw
こればっかりは本当にしょうがないとしか言いようがないです。
どこの会社も電話の待ち時間は凄く待ちます。
正直に待つのではなく、スピーカーやイヤホンで保留音の無限再生ループを楽しみながら何かほかの作業(お皿洗ったり、お掃除したり、仕事したり)するしかありません( ノД`)
JCOMに連絡が早くつく方法
前述のとおりJCOMはものすごく電話で待たされます。
狸寝入りしないといけないかって言ったらそうでもないです。
JCOMと連絡が取りやすくなる方法を3つほど紹介します。
JCOMショップへ足を運ぶ
JCOM公式HPより
https://www.jcom.co.jp/shop/
JCOMは1エリアに1~2か所程のJCOMショップ(店舗)が設けられています。
近くにショップがある場合は足を運んで、要件(プラン相談やトラブル相談)を伝えるのが電話で待つよりも効率的だと思います。
おまかせサポートに加入する
前述したようにおまかせサポートんい加入するのも一つの方法です。
おまかせサポート加入者専用ダイヤルがあるのでそこにかければ、普通の番号にかけるよりも比較的早くつながりやすくなります。
月額500円(税抜)とかかりますが、電話がつながりやすいこと以上に便利なサポートなので入っていて損は無いですね(^^
正直おまかせサポート入っていれば他のオプションは不要だと僕は思います。
営業さんの連絡先をゲットする
営業さんが訪問営業等した際に名刺をもらえると思うのですが、その名刺に連絡するのが一番手っ取り早いです。
すぐに対応してくれます。
なぜならば、お客様が怒ったりして、解約となった場合に上からものすごい怒られるからですw
罰金はありませんが、ノルマの関係で辛い思いをするそうで、お客様の要望を出来る限りの範囲ですぐに対応してくれます。
たまにコンビニとかで待機している営業さんを捕まえているお客様も見かけるのですが、これは対応してもメリットが無いということで対応してくれない営業さんもいるのは実情です。
後は営業も当たりはずれがあるので、注意です。
外注の営業だった場合、営業されるだけされてアフターフォローを一切しないってこともあるので、こればかりは営業ガチャになりますが、注意は必要です。
自分でトラブルが処理できない
これは別記事でも書こうと思っているのですが、基本的には自分でトラブルを処理することはできません。
そんなこと言ったらどのサービスでもそうなるのですが、例えば壁紙の汚れは掃除できるし、フローリングが傷ついてもDIY系のYouTubeでも見れば大抵のことは解決します。
しかし、JCOMはなかなかそういう訳にはいきません。
配線不良だってわかったとしても基本的にはJCOM推奨のケーブルにしないといけないです。
このケーブルについては明示されてないです。
電波レベルがTVの配線用部材の分配器が原因だったとしても簡単に交換できないです。
そもそも分配器などはは電化製品屋さんで買っても3000円近く取られます。
しかも利用できる電波帯域にも種類があって、適性のものを選ばないといけません。
さらに、万が一お客様自身で配線機器交換などをして、JCOMサービスに影響が出た場合、本来は無料のトラブル対応が、有料の出張料に変わります。
後は作業員目線で言うと(何もしないでほしかったなー)って思うのが正直なところですm(__)m
美容室でカットしてくれてる美容師さんの動きに合わせて首を動かしたりすると嫌がられるみたいなんですけど、あれと同じ感じだと思いますw
電波レベルをチェックしたくても専門的なレベルチェッカーになってくると平気で15万円ぐらいする物を使って、地域ごとの適した周波数帯でチェックしないと何もできないで終わるというややこしさもあります。
JCOMのトラブル対応に対して詳しい方が多くない(そもそもそういうネット記事がほとんどない)のは事実です。
作業員手配に自分の時間を割くことになりますが、JCOMのサービスでトラブルがあった場合はJCOMの作業員を呼ぶのが一番手っ取り早いです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
JCOMの作業員目線で色々言ってみました。
あくまでも個人的な意見なので参考程度にしてもらえればうれしいです。
JCOMの情報はこの記事以外にも書いていこうと思うので、良かったらそれもご覧になっていただけると嬉しいです♪
コメント